ウサギの臼歯過長

ウサギの臼歯は正常でも上顎は外側、下顎は内側に向かって伸びやすい傾向にあります。
牧草摂取量が減り、歯を磨耗しなくなると伸びてバランスを崩していきます。
上顎臼歯は外側に伸びて頬に刺さり、下顎臼歯は内側に伸びて舌を傷つけます。
ウサギは違和感と痛みから、変な咀嚼運動(キャラメルが奥歯に引っかかったような食べ方)や涎が見られるようになり、食事量が減ります。

数年前までは全身麻酔をかけさせて頂いて処置をしていましたが、良い道具に恵まれましたので、今は診察台の上で短時間で治療しています。
CIMG2469

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ