ウサギに薬を飲ませる 1
ウサギに内服可能な薬の形状は液と粉です。
粉は水で溶かして液剤として、全て注射ポンプかスポイトで飲ませます。
何か美味しいオヤツに染込ませて飲ませる方法もありますが、毎回成功するとは限らないのでお勧めしません。
注射ポンプの持ち方は、
よりも
の方が細かな動きを安定してできます。
飲ませる場所は、地面だとウサギは逃げる事ばかり考えてしまうので、台上が良いでしょう。
ちゃぶ台程度の高さが、万が一逃げた事を考えると適当だと思います。
一人がウサギの腰を優しく保定します。
薬を飲ませるヒトがウサギの正面に位置し、目線を合わせてウサギに隙を見せないようにします。
顎の下に保定する手の親指を、首を圧迫しないように添えます。
暴れても慌てないで、ウサギを静止させる時の要領で、大人しくなるのを待ちます。
落着いたところで、反対の手に持ったポンプをウサギの口に入れていきます。
途中で逃げたらウサギの勝ちです。
次はもっとやり難くなるので、絶対に失敗しないように頑張ってください。
でも、力尽くにならないで、手際よく、ウサギの先手を制して。