柴田勝頼 LA道場ドキュメンタリー

いまのプロレスのなかで唯一昭和の殺気と佇まいを装い、過去には総合で前田日明や桜庭和志にも触れた実力者。
昨今のUWF検証ブームは、ターザン山本曰く「永遠の元カノ」に対する男の未練なんだそうで、それなら柴田勝頼は、昭和プロレスファンのかつての恋心を満たしてくれる唯一のプロレスラーだ。

しかし、その肉体の限界を超えた熱すぎるファイトスタイルの代償か、昨年4月試合後に急性硬膜下血腫で倒れ長期欠場、このまま表舞台から消えゆく運命かと心配したが・・・

現在の新日本プロレスは、創設者の手を離れ経営が健全化し、新たなブームの波にも乗って非常に儲かっている。
だから彼のような状況に陥った選手でも、活用できる経験とスキルがあれば、現場に残り自己主張できる場が提供される。
会社がプロレスラーを見捨てない。

昔の思い出に浸り、いまのブームに乗れないオッさんだけど、こういう事象を観ると素直に嬉しい。

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