マーク・スローター
80年代音楽シーンマニアには懐かしい、ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンとスローターのボーカリスト、マーク・スローターの新譜が発表された。
アメリカのパーティーロックレジェンド・キッスにおいて、エース・フレーリーの後釜2代目ギタリストを就任したヴィニー・ヴィンセントが、新入りのくせに何度注意されてもライブで技巧派自己中プレイを繰り返し、2年で解雇される。
そののち、腕の立つミュージシャンを集結して、自身のバンド・ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンを結成したのが1986年、このときのボーカリストがマーク・スローターでした。
初めて発表されたPVは、親分ヴィニーの承認欲求全開、笑えるほどド派手な映像で、当時からキッスマニアだった若者の私に、人間、出過ぎたことすると醜くくなることを教えた。
そんな自己中迷走親分の元で健全なバンド活動が続くわけがなく、当然ながらヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョンは解散・・・というか、なんと親分追い出して、残りの雇われメンバーだけで活動再開したのが、1989年にスタートしたスローターでした。
ボーカルバンドとして、マーク・スローターの声の特徴を最大限アピールした楽曲は、どれもカッコよく印象的でした。
あれから28年・・・
残念ながら声は年老いて高音域な曲は歌えないが、老練のシブみが備わったマーク・スローター現在52歳、同世代・・・ダイエットしろっ!