環境変えたら、いっとき様子見

診療中、普段の飼育状況を飼主さんに伺って、改善した方がよければアドバイスします。
(最近は準備万端、自宅で撮影した画像を見せてくれる飼主さんが多くて助かってます)

ケージの広さと形状、床材、トイレ、水受け、他の設置物、ケージ外の環境、温度管理、空調、ペレット、牧草 etc.
変更した方が、その後の愛兎の生活で健康が維持でき、事故やトラブルも防げるし、ストレスが軽減される場合があるからです。

熱心な飼主さんは、すぐ実行に移って、愛兎の生活環境に手を加えてくれます。
ただ、そこで間違えてしまうのが、すぐに結果を求めようとしてしまうことです。

いくら良かれと思ってしたことでも、生活環境を変更された愛兎は、しばらくの間警戒心を持ち、新たな状況に適応するまで、しばらく時間を要するのです。
その移行期間を見てあげることもせず、次々と手を加え続け、混乱し、結局目的が達成できないまま、愛兎にストレスだけ与えて、問題解決されていない可哀想な状況に陥ります。

ウサギの飼育環境に手を加えたら、急かさずしばらく様子を見てあげてください。

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