削痩2

これ、以前に書いたことありましたが、最近また目立ってきましたので再び。

様々な病気で来院されるウサギ、でもなかには本来目的の病気を治療する以前に、この痩せ方半端じゃないでしょ、こんな減量した力石徹みたいな身体つきになる前に来院してくれないと、この子、パンチ一発もらわなくてもダウンしそうだよ。という切迫した状態で訪れる子がいます。

飼主さん、決して愛情のないまま飼育していた訳でもなさそうだし、なんでその痩せっぷりに気づかないのか不思議なんですが、文句言っても解決しません。
そんなときは、病気の治療と同時進行、いや、場合によっては治療よりも優先して、痩せ細った身体を復活させることに集中します。

一般的にこのような状態に陥りやすいのは、歯の疾患があるのに長期間放置されたウサギや、咀嚼力が低下している老齢ウサギで、普段から愛兎の餌の食べっぷり、結果出てくる排便量をチェックし、身体をまめに触ってあげて、できれば週に2回は体重測定して、適正な体型が維持されているか確認してほしい。

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