天皇論 平成29年

作者は、天皇陛下の真意、国民多数の心情とかけ離れた有識者会議の意向に怒りをあらわにし、本書を発行する前から政権与野党問わずロビー活動を展開、現在退位の恒久制度化を主張する党派が過半数を占めるまでに導き、薬害エイズのときと同様の世論を動かす大きな影響力を発揮している。

「日本が米国の属国化しようと、財政破綻しようと、
 天皇制さえ維持していれば、日本は復活できる。
 逆に天皇制が消滅すれば、それはもう日本ではない。
 単なる列島の人類は衰退しかない。」

一連の作者の言動から、上述の言葉が十分理解できる通よりも、奇異に思えた初心者にこそ、手にとって読んでほしい一冊。
そして「承詔必謹」の意味を汲み取り、それを受け入れる国民が一人でも増えること。
それが、作者の私利私欲が微塵もない、本書を書いた動機であろう。

27日(月)発売、読むべし。

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