地獄に堕ちた野郎ども

12作目

「極悪レミー」のウェス・オーショスキー監督の最新作。

1976年、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュとともに、ロンドンパンク3大バンドのひとつに数えられ、パンク史上初レコード発売、パンク史上初アメリカツアー、後のゴスの流行を作るなど、あらゆる面で先頭を突っ走ってきたバンド・ダムド初のドキュメンタリー作品。

ラモーンズのような出で立ちもいれば、吸血鬼ファッションのボーカル(これがゴスに影響与えたのだろう)、ウォーリーを探せのような紅白衣装のギター、とにかく個性が強すぎるメンバー間で、解散、再結成を繰り返し、いまだ現役・・・最も奇跡的に生き残っているバンドだ。
40年続けて、カッコ良さが増すことがあれど、衰えを感じさせないバンドの勢いはさすがで、エンドロールの現在のライブ映像が、一番カッコよかった。

金に翻弄されて商業バンドに堕ちぶれなかった真のパンクバンドの歴史。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

カレンダー

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

このページの先頭へ