四半世紀ぶりに旧友に逢いに
水曜の診療終えてから直ぐに支度して車を出した。
向かうは長野県千曲市。
時間はたっぷりあるので国道19号をゆったり北上。
開業以来25年ぶりに大学の旧友と逢うために。
よくよく考えたら自分には親友と呼べる人間がいない。
というか、生涯の友とする人間なんて、そう易々といる訳がない。
「親友がいる」と自分だけが思っている者がいるだけだと思っている。
戦時下で共に戦うような究極の共有体験しない限りできるかいな、が私の持論。
そうはいっても今回逢いに行くSは、私にとっては特別の存在。
私とは真逆の、協調、調和、平和主義の模範のような人間で、よくも私なんかと大学生活仲良くしてくれたと今でも不思議に思っている。
そんなSと逢う最後のチャンスが、偶然自分の休みの日だったから思い立って行くことにした。
深夜3時に道の駅「おとぎの里」に到着、暫し仮眠。
起きたら四方が山に囲まれた地でした。
ここはヘリポートが併設されている。
直ぐ横に断崖絶壁の「岩鼻」。
散策して一服してもまだ時間があったので、温泉でも入ろうと移動。
早朝5時からやってる、ここの源泉はなんと緑色でした。
身体整えて約束の時間にSと逢った。
次に逢うのはいつだろう。
さすがに25年はかからないと思うよ。
そのときは学生時代のようなアホ話に花咲かせようぜ。
振り返ったら往復500kmの弾丸車旅でした。