ハドソン川の奇跡
5作目。
2009年真冬の1月ニューヨークでの、USエアウェイズ1549便不時着水事故を忠実に再現した、クリント・イーストウッド監督・製作、トム・ハンクス主演の昨年9月公開作品。
アメリカ国民なら誰もが知っている事件で、且つまだ色あせていない出来事を映画化するのは、ちょっとした賭けだと思うが、興行成績としては成功している。
私的には、国中から英雄視された主人公のパイロットの隠された負の一面が暴かれて、物語がややこしい展開になっていくのを密かに期待したが、主人公は最後まで善人でした。
特典映像にも家族全員総出演で、彼らはこれから先も世間の善人印象を傷つけないように生活していかなくてはいけないのね、と要らん同情してしまいました。
航空機の落下映像は非常にリアルで、飛行機嫌いが更に強まります。
あっ、そういえばそもそも飛行機恐怖症になったのは、2000年公開の「キャスト・アウェイ」観てから。
偶然にも、これも主演がトム・ハンクスでした。