ダーク・プレイス
2017年2作目
「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの「冥闇」を映画化、キャスト陣も有名どころで、ギャラよりも純粋に良い作品を作る意欲で、主演のアカデミー賞女優シャーリーズ・セロンも製作に加わったとなれば、自ずと期待値マックスで鑑賞しました。
ゴーン・ガールと同ジャンルの、事件の結末を最後までハラハラさせながら引っ張り、精神がいっちゃった人間を通して、誰もが持ち得る怖さをみせるミステリースリラー。
しかし、本作に至ってはクライマックスのたたみかけが、少しばかり無理やりな気がして、ドキドキするより「おい、そこ、そんなに騒がしくして、誰も気がつかんのはおかしいやろ?」とツッコミ入れてしまった。
また、これは少しネタバレなんだけど、生活に困窮した親が子供を守るためにとる最後の手段は、私的には容易に当てることができ驚きがなかった。
と、ケチばかりつけたが、要は「ゴーン・ガール」級を望んだ私の視点で、作品としては十分及第点。