シチズンフォー スノーデンの暴露

今年最初に鑑賞した作品。

旧ブログ過去ログ2014.5/22で紹介したエドワード・スノーデン著「暴露」や、ターゲット・トーキョー読んだときから、スノーデン自身が動く姿、顔に映し出される感情を長時間観察できる本作を楽しみにしていました。

29歳の青年が、私利私欲でも犠牲心でもなく、純粋に自分を含めた人類のプライバシーを護るため、命を危険に晒して国家の秘密活動を暴露する、緊迫の一部始終を追ったドキュメンタリーで、そこらのアクション作品より緊張し、スリラー作品より怖かった。

電源OFFしたPCでも盗聴される危険性とか、極秘の会話をする際は携帯を冷蔵庫にしまうとか、細かな、しかしとても恐ろしいプロットが本作ではさらっと出てくるのみなので、より恐怖感を味わうには「暴露」を読んでから本作鑑賞がオススメ。

ターゲット・トーキョーでも語られているが、暴露後国民が騒然となったアメリカ、ドイツ、ブラジルと異なり、日本のノーテンキ無関心なことが私的には一番怖い。

おっと、このブログも監視されてるか?!

オリバー・ストーン監督で製作された「スノーデン」も是非観たい。

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