ウイルス干渉

コロナ禍の2年間、最も危惧されたのがコロナ&インフルエンザの重複感染。

しかしそれは世界レベルで起きなかった。
何故か?
現在言われている最も理にかなった理由はウイルス干渉。
ウイルス干渉とは、特定のウイルスが感染すると他のウイルスの感染/増殖を抑制するという現象。
新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは、今のところ同一個体に同時感染することはしない。
いいや今後はするかもしれないと、ハムスターを用いた動物実験の結果から危機感煽る学者もいるが、2年間に渡ってそれがなかったのは事実。
実感から認識が定着してもいい考えだと思う。

逆に、この2年間世界のワクチンを含めた感染対策によってもコロナは制御しきれないのに、何故かインフルエンザはそのおかげで撲滅寸前まで追いやることができたと真剣に思っているヒトもいる。
そのような意見には必ず、コロナももっと頑張ってインフルのように追い込めと、今以上の行動抑制対策を進めようとする考えが付随する。
ウイルス知識が無い頭で考えても、肌感覚でなんか変じゃない?と思わないのだろうか?

このような考えは驚くべきことに専門家にも存在する。
蛸壺どころかドツボにハマった超視野狭窄。。。と私的には思う。
権威が信用されなくなるわけだ。
ウイルスはそう易々と人為的に制御できるものではない、と私は思う。

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