たのしく学べる「天皇」史講座(雄略天皇)
中日文化センターで、皇室研究家・高森明勅先生による、天皇史講座を受けてきた。
第1回は「皇室の血統はどこまで遡る?」として、第21代、西暦450年代に在位した雄略天皇の話を聴きました。
テキストの「日本の10大天皇」の該当章を、軽く予習して受講しましたが、
講義では雄略天皇が実在した歴史的証拠である、埼玉県稲荷山古墳の鉄剣銘、熊本県江田船山古墳の太刀銘、宋書の該当文章を当日の資料として提供してくださり、とても楽しく興味深い2時間でした。
日本は世界最古の君主国 で、世界最古の王室(皇室)を持つ国。
初代神武天皇ならば紀元前660年からの125代、今回、高森先生が歴史的に確実に実在したであろうとする第21代雄略天皇から数えたとしても、西暦450年代から100代以上続く。
これはヨーロッパ最古で第2位のデンマーク(西暦900年ごろ起源、54代)を大きく抜きます。
まったく凄い歴史を持った国だと改めて認識します。
来月も楽しみです。