辛口・強面の理由
来院された一部(大部分?)の飼主さんが私に抱く印象。
ウサギを診る私の使命は、現状問題になっている病気を治すことと、その病気が再発しないための対策を飼主さんに授けること。
例え故意でなくても、殆どが無意識で(でもその無意識自体、ウサ飼いとしてのリテラシー不足だから残念ではあるけど)病気の原因が飼育方法の間違いであることが多い。
加えて、例え間違った飼育法であっても、ウサギが長期間(数年)に渡って無事たった場合、そこからの飼育改善は一筋縄ではいかなくなる。
そこで私から説明を受けでも、飼主さんは過ちの実感が無い。
今まで問題なかったのに何がいけないの? この先生の言ってること本当かしら? と表情で訴えてくる。
一方ウサギもそれまでの飼育スタイルを変えたくない。
ほぼほぼ強情なウサギが多いので、相当手こずりながら時間かけて(数ヶ月?)じっくり変える必要がある。
総じてウサギが嫌がる新たな生活がスタートするから、なおさら飼主さんにはその目的を理解するリテラシーが必要になる。
それら理解してもらおうとしたら、必然的に私の顔が険しくなるのは当然だと思いません?
優しい口調で、サラッと話して、たった1回で理解される方法があるなら是非知りたい。
本心はしたくもない(だって面倒だから)辛口・強面を何度も繰り返して、やっと飼主さんは納得して実践してくれる。
そうでなければドロップアウト、その場合は外面の印象だけ残って真意は伝わらない。
。。。とブログでは言い訳させてくれ。
これでも昔よりはソフトになったつもりです。
それとも何時ぞやの、兵庫県議みたいに号泣しながら訴えれば良いのですかね?
うっ、うぅっ、うさぎのためにいぃ〜っ!
かっ、かいかたを〜っ、ただしてほしいとぉ〜、おもったんだぁ〜あ〜っ!
ぎゃっ、ぎぁぁあ〜っ!!
面白そうだからやってみましょうか。