触診

診察・健診時にウサギのお腹を触って、様々なことを確認します。

真剣な顔つきで、なんだか知ったふりして、ウサギは当然嫌がっているのに、上から下まで隅々触る私を、飼主さんは「このオッサン、本当にわかってんのか?」と不審に思っているかもしれません。

なにせ7匹を3匹よりは上と、いい加減な判定してますし。
言い訳させてもらうなら、妊娠子宮を触る場合は胎仔の安全性重視であまり強く長く触らず、数より有無を確認することに重点を置いていますから。

消化管は胃から盲腸、全体を隈なく触って硬さや張りを確認。
雌なら子宮も同様にチェックし、しこりも可能な限り小さいうちに見つけます。
膀胱は尿の溜まり具合や砂や石の有無。
場合によっては腎臓を触る場合もあります。

今週末、爪切り前に触って「あっ、この子いまオシッコ溜まってますよ」と飼主さんに告げ、その後タオルで包んで横倒しにした途端引っ掛けられることが頻発。
飼主さん、慌てて申し訳なさそうに「ごめんなさいっ!」と謝ってくださりましたが大丈夫です。

先に触った時点でオシッコ飛ばされることは想定してますので、ちゃんと自分は身体避けてます。
プロですから。

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