見つめられると警戒する
年明けから手術が続いてます。
およそ半月ぶりくらいに再開した手術(年末年始だったので)、改めて患者さん個々の性格が顕になった姿見れて興味深いです。
飼主さんが「うちの子、凄く怖がりだから入院なんて大丈夫だろうか。。。」と心配していた患者さんを深夜見回ると、私の姿見ても動じずモリモリ牧草食べてたり。
また「家では大人しい子だから、せんせいを手こずらせることはないですよ」と自慢げに話していた子が、私を見るなりタックルしてくる凶暴ウサギだったり。
手術・入院によって患者さんの真の性格を見ることができ、それは飼主さんも知っておくべき情報ですから、退院時に詳しく報告しています。
また、肝が据わっていようが怖がりだろうが、退院後自宅で飼主さんが心配そうに見つめるのは、いや、心配じゃなくてもウサギを見つめ続けるのは、彼らに警戒心を促します。
想像してみてください。
彼らの祖先は、肉食動物の熱い視線を掻い潜って生き延びてきたのだから、他者の視線を感じることは相当なストレスになると推測できます。
手術・退院後に限らず診察帰宅後も、愛兎は一定時間警戒してますから、飼主さんは知らん顔して観察してくれると良いでしょう。
ちなみに私も飼主さんから「こいつほんとにウサギ診れるのかぁ〜?」の疑いの視線を向けられると、ウサギと同様に警戒します。
いつかそういう飼主さんにはタックルしましょうか。