結果論ですから

よく飼主さんに尋ねられることに「◯日前、調子が悪そうだったけど、あれ様子見て正解だったんですかね?」があります。

正直。。。私も分かりません。

食べなくなったら2日で死んでもおかしくない、といわれるウサギですから、調子悪そうなら可能な限り早く治療するのが鉄則。
しかしウサギも生きものなら、その調子の悪さにピンキリあるのは当然で、あれ? ちょっとおかしいなと感じて、しばらくじっとしている内に自力復活してくる場合だって多々ある筈です。

様子見てて大丈夫だったから今現在も元気でいる、でも、もし自力復活できなかったら、様子見ていた時間に比例して長く困難な治療を要するし、治療効果が伴わなければ死ぬかもです。
やはり愛兎の異変に気づいたら、できるだけ早く診せてほしいと思います。

「様子見るとしたらどれくらいの時間いいですか?」

対ヒトだったら「大丈夫?」「ああ、ちょっと横になってれば治ると思う」なんて会話で確認できるから楽です。
会話無しに、愛兎の表情や動作から飼主さんが読みとる。
それも的確に読みとれる。
その状況説明を私にしてくれる。
それも正確にしてくれる。
諸々の条件が揃った上でしか私は助言できないし、それってなかなか難しいことだと思います。
だからこれも答えられなくて「心配だったら連れて来て」としか言えないです。

「あれってなんだったんですかね?」

ここまで読んで理解してくれた飼主さんから察してくれると思います。
過去の一時的な不調、それも現在は普通に元気な愛兎。
私の愛車がデロリアンだったらわかるかも。

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