無理強いしてはいけない

愛兎の食欲がなくなると飼主さんは心配になる、狼狽える。

じっとして動かない愛兎に対して、何か食べてもらおうとあらゆる努力をする。
日常餌を口元に運んで興味があるか確認したり、
普段あげないオヤツでそそってみたり、
ついには強制給餌で無理やり口に入れたり。

ちょっと待て。
ウサギは2日間食べないとヤバい! という知識から焦る気持ちはわかるけど、愛兎には食べられない理由があるから食べないのだ。
目の前の餌にすぐ反応しないからといって、いきなり焦るのは愛兎にとって迷惑なこと。
1〜2時間様子見るくらいの落ち着きは持ってほしい(様子見過ぎてもいかんけど)。

それよりおかしいと思ったら、愛兎のお腹触るくらいのことはできないか?
いつもより張っていたり、愛兎が嫌がったり苦しそうな顔つきするなら直ちに動物病院へ。
難なく触らせてくれて、いつものような柔らかさだったら、暫し経過観察してみるとか。
張ってないなら強制給餌で、口の動きや嚥下の様子を確認してもいい。
毎日触り続けて、そういう判断ができる飼主さん、当院には沢山いらっしゃいます。

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