災害時のハーネスって?
今日来院された飼主さんら伺った。
災害時用に、ウサギのハーネスは準備しておくべし。
という意見がネット上にあったらしい。
私?
普通に疑問。
まさか災害避難時に、イヌのように散歩するつもりでもないと思う。
そもそも被食者のウサギが、ハーネスで胸元固定されるのは、捕食者に捕獲されたような感触に通じて、幾分ストレスを感じると推測する。
だから平時ですらハーネス反対派、野外では怖がってイヌのようには動かんでしょう。
海外ではこんな競技もあるらしいが、これができたとて愛兎との関係性が深まった証にはならないし、私的には飼主の承認欲求の現れとしか思えない。
やらされてるウサギは幸せなんだろうか?
たぶん、
避難時にキャリーから出す際、万が一逃走したらマズイから、その対策として提唱されているのだと思う。
しかしそのような状況で、私的には逃走する愛兎のイメージが湧かないし、逆にラインが絡まって事故が起きる印象しかない。
その上で、やはり使用しようとするなら、平時から嫌がる愛兎をトレーニングしておく必要がある。
ならば却下、が私の結論。
ただ、其々に考えはあるでしょうから各自検討してみてください。
少なくとも平時でやり慣れていないことを、災害時にできるなんて幻想は抱くべきでないことは間違いない。