未熟な子ウサギ
生後1ヶ月の子ウサギを向かい入れた方から、ウサギが下痢をしたということで電話相談を受けました。
すぐに来院してもらい原因を突き止め治療にあたるのも筋なのですが、子ウサギの下痢の場合、早すぎる環境変化によるストレスによって引き起こされ、それが治療の甲斐なく残念な結果になること、その後の成長に支障をきたすことも考えられます。
もちろん動物病院で診療にあたることもストレスになります。
飼育適正時期については、以前から説明しています。
子ウサギの成長は早いので、たった半月程度でもストレスに対する耐性には大きな違いが生じます。
見た目の可愛さに惑わされず、飼う前からある程度の知識を持って、生後2ヶ月程度の子ウサギを向かい入れることをお勧めします。