外観より

ウサギは被毛がモコモコなので、体重の増減は機器で測らないと外観では分かり難い。

だから実際には歳とって痩せてきても可愛いままの愛兎で、その見た目に騙される飼主さんが多いのも仕方ない。。。と無理矢理納得させている。
これ、ふと気がついた。
外観で老化が判明し辛ければ、自然界でも若い個体と見分けがつかないから、年寄りから捕食者のターゲットになる危険性は減る。。。そういう効果あったのね。

ペットウサギは老化が進んでも捕食されることはない。
それに飼主さんが介護をマスターしていれば、命に関わる病気を発症しない限り、限界ギリギリまで長生きすることが可能だ。
だから、まるで即神仏のようなガリガリの見た目なのに、それなりに快適に生活している超老ウサギもいる。

以降はどうでもいい話。。。
自分は通いの飲み屋で実年齢以上に老けて見られる。
昔はそれを望んでいた。
28歳の若造で開業したから、顧客になめられないよう早く見た目に貫禄つけたくて。
その思いで現在に至ってるから、そりゃ仕方ないと諦めて、無理に若返らそうという努力もしていない。
しかし、体力の衰えや思考の劣化には日々抗っている。
歳が一回り下のジム仲間に食らいつくし、拡大鏡使ってまで読書する。

ヒトは、自然界の被食者のように食われもせず、安全のもと、不自然に、寿命を延ばしている。
ヒトの生物学的寿命は55歳といわれているから、本来なら自分は今年中に御陀仏。
長生きしたいなら、世間に迷惑かけぬように、他人様の助けを借りなくてもいいように、努力するのが筋だと思う。
だから見た目よりも、現在努力していることが正解か。。。と思ってる。

そう言うと飲み仲間は負け惜しみだと笑うけど。

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