今回は負けました
良薬は口に苦しといいますが、ウサギは味覚にうるさい生きものですから、飲ませる薬には気を使っています。
新しい薬は私が味見するのはもちろん、イナバも受け入れてくれるか必ず試してきました。
しかしながら内服量が少量で、その効果も考慮すると、どうしても味付けは譲歩しないといけない場合もあります。
そうやって選出した薬を患者さんに飲んでもらうのですが、当院では確実性を重視して餌に混ぜるは×、必ず強制的に飲ませる方法(1と2)を推奨しています。
殆どの患者さんは観念して飲み続けてくれるのですが、なかには頑とし拒否し、それでもゴリ押しすると、終いには餌を食べなくなってしまう子がいます。
それ以上強制すると、病気を治す目的にも支障きたすので、こちらが折れるわけですが、私的には敗北感を味わいます。
ウサギも歳を取ればヒトと同様、薬に頼って寿命を伸ばすことになりますので、老後を考えてウサギには早いうちに観念してほしい。
画像の子、今回は私が負けましたが、次回薬を飲ませる際はなんとしても投薬を受け入れてほしい。
この勝ち誇った表情。。。
次は覚悟してね。