ウサギにエリザベスカラー
ウサギに手術をした際、最後に皮膚を縫合して傷口を閉じるのですが、ウサギ診療始めた当初は試行錯誤していました。
ウサギは傷口を舐めまわし前歯を使って、標準的な縫合では傷口が開いてしまいます。それを防ぐために装着するエリザベスカラーは、術後のウサギの活動を極端に抑制するため、使用する気になれませんでした。
困った時には先輩に訊け。
神奈川県藤沢市で開業されておりウサギ診療で有名なK先生に相談したところ、先生オリジナルのウサギ皮膚縫合術を教えていただきました。
それ以来、当院ではウサギの手術後にエリザベスカラーは装着せず、傷口も開くことなく、ウサギに快適な術後生活を提供できています。
この他にもK先生からは様々なテクニックを学ばせて頂きました。
感謝してもしきれないのに、実は電話やメールで話すのみで、いまだに1度も会ったことがない。
いつか直接御礼言わないとな。