THE FIRST SLAM DUNK
ひと回り以上年下世代の飲み仲間が大推薦。
原作コミック連載時、彼はまだ識字能力のない幼児だった筈だから、連載終了後も影響を及ぼしていたということ、今に至るまで熱が冷めない故に今回の映画化に繋がった。
本作の主人公は宮城リョータ。
彼の幼少期からの記憶と、コミックでクライマックスとなった高校バスケ絶対王者・山王工業との対戦が描かれている。
作品ごとに熱狂的支持を受けるも、唐突なエンディング、自身の創作意欲に正直な長期休載や不定期連載を貫く作者の仕事ぶりは、地道な漫画家というより芸術家に近い。
時代や世代の移り変わりにも色褪せない存在で作品が残っていることが、この作者の実力と手法を正当化している。
多大な苦労・苦悩もあるだろうが、羨ましい生き方だと思う。
作品は、やたら闘争本能を掻き立てられる良作でした。
(3 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...