モリコーネ 映画が恋した音楽家

2023年、イタリア、ベルギー、オランダ、日本合作。
2020年91歳で死去したイタリアの作曲家、映画音楽に多大な影響を与えた人物の自伝・ドキュメンタリー。

彼が手掛けた音楽で私的に最も心に残り、人生のバックミュージックとして流れるのがこれだ。

「良い音」を生み出す達人と称された彼も、1961年32歳で映画音楽を始めた際は、自身の仕事への葛藤から「10年やったらやめる」と妻に告げた。
そして70年になると「もう10年したらやめる」80年、90年も同様な言葉を繰り返し、2000年のキャリア40年、70歳にしてやっと自分の天職であると認めた。
無理だわ、よう自分には真似できん、そんな情熱ないもん。

本作出演者の中、唯一似付かわしくないのがメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドだが、HMマニアなら合点がいく。
ライブオープニングにモリコーネ作「続・夕陽のガンマン」のテーマを用いているから。
しかし、実はこの曲をメタリカより前にライブオープニングで使用していたのは、ラモーンズだということを更なるマニアは知っているし、こっちの方が馴染み深い。

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