「異能機関」読了
ちょうど10日前に上巻読み終えて、気力・体力より目の限界で続きを断念していたが、連休最終日に意を決して勝負した。
といっても、いつものごとくクライマックスに向かってやめられなくなった。
” 大きな出来事でも、動きの軸になるのは小さな蝶番だ。”
流れ者の元警察官と、秘密の研究所から脱走した超能力少年が、サウスカロライナ州の田舎町デュプレイで出会ってからの展開は、途中で読み止めることは無理。
拡大鏡の助けを借り、己の視力の限界超えて、もはや超能力の力も借りる勢いで読み進んだ。
クライマックスで、たった12歳の主人公がベルヌーイ分布という確率論を用いて、未来予知能力を論破する行になると、アホなジジイは視力ばかりか脳みそまでも酷使したが、ワクワクドキドキが上回って全く苦痛なく読了した。
さすがホラーの帝王・キングの作品。
稚拙な頭で一言で例えるならば「IT」の超能力版でした。