キレ芸
診察や手術中にカリカリするのは己が未熟、ということを周りに示すようなものだと、いつ頃からか(たぶん離婚して独りになってから)悟った。
これは他業種にも当てはまることだと思うので、あらゆる店に出向いたとき、店主の機嫌を観察して判断している。
要は、緊張感はあっても余裕のない仕事しているうちは半人前だと思っている。
自分が懇意にしている店のなかで、うえの山の大将はそういう意味では最も余裕がある店主だ。
だからここ一番の店として利用させて頂いている。
話が長くなったが、一年の締めくくり、連休前のカウントダウン診療は、気持ち良く年明けできるかどうかと神経質になりがち。
普段以上に注意を払うから、些細なことにも過敏に反応しやすい。
イラっとしかけて抑えるだが、長年見てきたスタッフはその微妙な変化もお見通しだ。
「仕事納めまでに、せんせいのキレ芸が炸裂するか?!」
なんちゅう期待してんねん。。。
あっ、常にカリカリしているわけではないので遠慮せず来てください、あと3日間でっせ!!
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