うさぎの森閉店
既にあちらのHPでも告知されているようなので、本ブログで語っても良いでしょう。
私がウサギ診療始めた頃から長きに渡ってお世話になった、うさぎの森さんが7月いっぱいで閉店となるようです。
先代の女将さんからはウサギ飼養のイロハを教わり、及び腰の私の尻を何度も叩いてもらい、とりあえず “なんちゃって” ながら中部地方でウサギ診療の先駆け的な立ち位置を確立するアシストして頂いたのは四半世紀前のこと。
そして御子息に代替わりしてからも、現在に至るまで良好な関係を継続しています。
彼とは人生信条、音楽や◯◯、◯○や○◯の嗜好が似ており、たまにしか会うことがなくてもウマが合う対話が心地よい、私の中の数少ないソウルメイトです。
動物病院とペットショップ、ウサギ専門店、広そうで案外狭い業界間、その上そこに携わる人間は私を含め一癖も二癖もある者が多い。
そんな者たちが利益、権威、自尊心を守るために、妬み・嫉み・僻みを吐き出し離合集散を繰り返す特殊な世界で、損得抜きに親子2代に渡りお付き合いして頂いたのは、女将・御子息共に器が大きく不細工な所作を好まない太っ腹な性根で接してくれたからだと思います。
ウサギ専門ショップの元祖であり、私にウサギとは何ぞやを教えてくれた場所。
その長い歴史の幕が閉ざされるのは非常に残念で、気付けば自分が最古参であるのもショックですが、御子息には色々言えない事情もあったのでしょう。
落ち着いたら飲みに行こう。
そしてじっくり話そうぜ。