帰ってきたヒトラー
週に1日の貴重な休日。
野暮用済ませただけで終わってしまうのは癪だから、読書の時間を設け一気に読みきった。
こんな究極のタブーを題材にした本が、なんとドイツ国内で130万部を売上るベストセラー。欧米各国はもとよりアジア諸国まで計38か国で翻訳。
実際、先日スウェーデンに行っていた手下が、地元の書店で平積みにされていたのを確認。
さらには映画化まで決定した。
著者のティムール・ヴェルメシュの狙い通りに、怪物に共感し、怪物とともに笑ってしまう。
そして最後に、やべーなこれは、と怖気付く。
欧州でベストセラーにならなければ、読みましたなんて怖くてカミングアウトできない。
でも、これ読んで笑わない人間は絶対いない。
面白いです。
映画化、誰が主演やるのかな? 興味津々。