M夫妻

昨日は当院の患者さんで、もう20年近い付き合いになる、私の人生の変遷をずっと見続けてくれているM夫妻と、伏見のうえの山で会食した。

うえの山の大将も考えたら15年の付き合いなり、私にとって大切な方々をこの店に招待してきたから、彼は私の人間関係を含めて見続けてきた人物だ。
そんな私を熟知する人間にカウンターの両サイド挟まれ(M夫妻)、カウンター越しに対面し(大将)、話題はホットな私事で、3時間以上美味しい食事と会話を楽しんだ。

そこで最も私の心に刺さった、想像力・洞察力に富んだM夫が指摘したある推察。
ここ数日間、私的エピソードを聞いてくれた全員が否定的な感想述べ、しかしその完全100%の否定ぶりに違和感を拭えなかった。
だってそうでしょう、人間には様々な側面があって、まるっと100%否定なんてなかなか言い切れるものではないもの。
しかし昨晩の彼の推察によって、完全に腑に落ちた。
皆、即座に言語化できないまでも、感覚的に異質なものを感じ取っていたということか。
渦中の私は盲目でした。
そりゃどう足掻いてもお手上げ、たぶん自分も深層心理で不快感感じ続けて決断に達したのだと思う。

そして今回痛感した周りの温かい人々の存在。
M夫妻、大将はもとより、N師匠、通いのBarマスター、中学時代からの旧友10年ぶりに復活した旧知&新知の友、それにスタッフや愚娘まで。。。
今後は彼等の慈愛を裏切らない人生歩まないとな〜。

M夫妻、大将、ありがとうございました。

1つ星 (7 投票, 平均: 1.00 / 1)
Loading...

Comments are closed.

サブコンテンツ

このページの先頭へ