55歳定年
好きな談志のまくら観てたら「55歳で定年なのに、遥かにそれ超えて今いるわけですから〜」(2:40)と言っていた。
この映像収録時1995年の談志は59歳、遥かに超えてる年齢でもないのだが、それより自分の歳に近いことで驚いた。
調べてみると55歳定年制は昭和初期にスタートして、80年代に55歳から60歳定年に引き上げ努力義務化されたそうだ。
1950年の平均寿命は男58歳、女61歳、1970年では男69歳、女74歳。
そうか〜、50年代に生きてたらそろそろ終焉か〜と考えてしまった。
あと
1995年はPCもネットも普及していない時代、「ガキなんぞ、殴りゃ〜いいんですよ」と一落語家が叫んでも、世間は牙を剥かず、その真意を測る余裕と知能があった。
馬鹿と利口の棲み分けが可だった時代。
仮に自分が前者だったとしても、生き易かった時代だったと思う。