13、14歳
飼主さんの飼育技術向上9割、私の治療補助1割程度の成果で、当院の患者さんの長寿率が上がってきたと最近実感します。
10歳過ぎたら身体的負担かけたくないから、余計な通院はできるだけ避けるよう説明していますが、それでも最低限の来院は必要です。
爪も伸び放題だと生活に支障きたしますから、やはり私が気をつけて切ります。
13歳、14歳にもなりますと、さすがにタオルで包んで横倒しにして保定するのは怖いです。
だから最近は超高齢ウサギ用に、新たな保定を実施しています。
また、いきなり処置に入らず、しばらくウサギの緊張、心臓や呼吸の状態を観察してから、処置に耐えられるかどうか判定しています。
神経質な子、怯える子、好戦的な子。。。皆それぞれ歳をとって身体が不自由になりつつも、性格は変わらないので、それらに適応した対応を心がけています。