白目の充血
飼主さんが、愛兎の瞼を開いて白目を覗くと充血していた。
先ず、この症状を早期に見つける飼主さんは優秀。
診察室でその目を染めてみると、傷が浮かび上がった。
濃く染まるのは傷が深い証拠。
自宅のどこかでジョリッと目を擦ったのでしょう。
飼主さんのおかげで早期発見・早期治療は叶った。
あとは私の治療方針さえ正しければ治るはず。
専門的には “強膜充血からフローレス染色すれば、角膜上皮が欠損して露出した実質部が蛍光色に染まり、潰瘍部位が確認可能になる” となるのですが、そんな文章は当ブログに書かない。