激暇か激忙

お盆連休の1日隙間、しかも週末だから予想するに激暇か激忙のどちらかだろうと思っていた。

結果は午前までだが激忙!
確か昨年は激暇だった。
こればかりは本当に読めないです。
病気も「これなら暑いなか来なくてもいいのに」というなんでもないものから「えっ、これだけ酷くなって、いま連れてくる?」というものまで。

病気の軽・重に関わらず、しっかり説明して飼主さんの理解は得られたと思いますが、当院明日から3連休です。
期間中は留守電に「待ってるから電話して!」と入れられても、こちらの下心ではなく責務に訴えるお願いには応えられません。
。。。なんて利己的主張の裏には、こんな真意が隠されていることもブログ読者なら理解されているはず。
結局世間が休暇モードに入る時期、盆暮れ正月とゴールデンウィークは、ウサ飼いにとっては重点警戒期間なのです。

ウサギは、いつもの雰囲気と異なる空気を感じるだけで警戒・緊張・ストレスに晒される生きものなのです。
だってずっと長い間、いつ食われるかわからない、油断できない緊張下の世界で生きてきたのだもの。
お父ウサとお母ウサが必死にこさえた凄い数の兄妹も次々いなくなるなか、警戒心が強く幸運な者だけが生き延びてきた世界で暮らしてきたのだもの。

どうか、彼らが引き継いできた緊張感のうん10分の1でもいいから持ち合わせて、この連休を無事に乗り切ってほしい。
それがウサ飼いとなったあなた方の定めなのです。
ウサギを飼うということはそういうこと。
そんなことはオッサンに言われずとも、飼う前に自問自答して、覚悟と自覚を持って飼うべきなのです。
それを微塵も考えることなく、ただ「わぁ、可愛いっ♡」という母性にくすぐられるまま飼うことは、生命の尊厳対する冒涜なのです。
当院の心ある飼主さん方には、そのような救いようのない愚者はいない筈なのです。

。。。って、自分はしっかり羽根伸ばして休むのに、飼主さんには酷な言い様か?

さあ、午後はどうなるか?
もう一踏ん張り頑張ります。

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