最期について思うこと
愛兎の最期を看取って、気持ちが一段落したところで、当院に挨拶に訪れて下さる飼主さんは多い。
彼らは私から見ても申し分ない飼育・介護を愛情持って実践してくれた方々であり、点数つけるのもおこがましいが当然100点満点ばかりだ。
いや、お世辞でもなんでもなく、本心です。。。と毎回私は言うのだが、当の飼主さんは全て涙顔。
どこまでも優しい方々なんだよな。
昨日愚娘と話して気付いたが、私事ですが今月で離婚してまるっと10年経った。
なんだかんだで10年再婚しないんだから今後もないだろう、独り身だ。
もっとも再婚の有無に関わらず、歳とって家族の世話になるのは御免だ。
そんな気配察したら、身体動くうちに富士の樹海にリックサック背負って行くと、冗談混じり実は半分本気で口に出してる。
自分の親父は、好きじゃなかったから可哀相とも思わんが、コロナ禍で隔離入院し誰とも面会が許されないまま孤独のなか逝った。
認知症患っていたから孤独すらわかってなかっただろうけど。
少子高齢化の日本。
まともに現実直視したら、ひっそり逝かざるを得ない老人はこれからも増えるだろう。
独り身のジジイなら当然そうなるだろう。
そういう未来を想定している自分から見たら、
なんと幸せなウサギたち。。。と思ってしまう。
だから飼主さん
全然泣くことないですよ。