持論補足

先日時事で持論を吐いたが、娘や身近な人間も読んでるので補足させてもらう。

人生半世紀以上生きてれば、様々な交友関係を構築する。
親しい友のなかには訳あって不倫中の者もいるわけだ。
その人物との交友を、その不倫という行為だけで切るか?
私は切らない。
その人物が付き合いきれない悪行に染まったり、持ちつ持たれつの相互関係から逸脱して救済ばかり求める甘えた人間にならない限り切らない。

じゃあ、その不倫中の友人が、仮に何か成功を収めたり有名になった途端、態度を変えて糾弾するのはどうか?
それは、ただの嫉み・僻み・嫉みであり、もはや不倫中の友人より己の方が醜い業に陥った証拠で、そんなこと内心では想像したとしても行動には移さない。

大衆感覚なら不倫イコール倫理的悪で一刀両断だが、より身近な庶民感覚なら上述のような感覚の持ち主が大半なんじゃないのか?
自分は大衆には惑わされず、庶民感覚を大切にしたいと思っているだけ。
大衆感覚なんて、時代の流れで移ろい行く脆い考えだ。

「不倫は文化だ」なんてアホな開き直りを叫ぼうとしている訳ではない。
人間は業を背負って生きており、自分もその一員だと自覚する大人。
品行方正・清廉潔白が良いのは承知してるけど、それを徹底させようなんて空気は不気味だし危険とさえ思っている。

粛清だよ。

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