呼吸
呼吸がしんどくなって来院した患者さんは、そのまま診察に進めると危険なので、一旦酸素濃度をコントロールするケージで預かり、落ち着いたらレントゲン検査します。
簡潔に説明すると黒く抜ける部分が肺の酸素交換している領域で、治療前はこれだけ少ないですが
治療に反応してくれると、これだけ肺の領域が広がります。
患者さんも、当初は酸欠で倒れる寸前でしたが、キャリー内で寛げるようになりました。
引き続き治療を続けて、今の状態を可能な限り持続させます。
普段呼吸なんて無意識にしてるものですが、こういう病気の治療に当たると、呼吸が楽にできる幸せを改めて実感します。
たぶん、飼主さんも同様に思っているでしょう。