ヒトの感染症がウサギに?
ついこの間まで大流行していたウイルス疾患に飼主さんが感染して、大切に飼っている愛兎にうつらないか心配と相談の電話がかかってきた。
私のような “なんちゃって獣医師” で、感染症過剰反応反対貫いて村八分になった人間の意見聞くより、ちゃんと権威の後ろ盾がある説明を受けた方が安心すると思うので、そういう方は厚生労働省の「動物を飼育する方向けQ&A」を読んでほしい。
心配性な方は、問3の「新型コロナウイルス感染症に限らず。。。」を読むと、ウサギの飼育環境全てに消毒処置を施すか、怖くてウサギどころか動物との接触を一切避けたくなるでしょうが、そこは現在までのヒトとペットの歴史を冷静に考えてほしい。
以下は持論。
昼間の暑いなか自転車でジムに向かう途中、日傘にマスク。。。という冗談としか思えない光景をよく目にします。
そうやって菌・ウイルスから遠ざけた生活続けたら、己の免疫機能はどうなると思います?
実戦経験が全く養われない免疫軍。。。
人類史上不自然極まりない状態、それを自ら選択するって。
そしてそれ、いつまで続けようと思っているんですか?
ちゃんと目標設定があるんですかね?
私はそんなこと怖くてやれません。