これが理由だったのか

ニコニコ動画サービスの有料会員料を某会社のクレジットカードで支払っていたが、ニコニコ側の「諸般の事情により」停止させられた。

現在続けて利用するにはJCBかDCカードが必要となる。
自分はダメになった米国カードで契約していたので、慌てて切替手続きした。

それにしても諸般の事情ってなんなんだ?

日本政府が外資系クレジット会社を一斉排除しだしたのか?
そんな国際問題に発展しそうなことできるのか?
疑問に思っていたことの謎が、今日読んだ会員制コラムで解けた。

発端は、2022年に米国で発生した児童ポ◯ノを含む大手ポ◯ノサイトに決済手段を提供していたとして、VISAが責任を問われる判例が出たことらしい。
決済業者にとっては、その会員サイトの中身までは管理できなから非常に酷な判決だと思うが、これを機に警戒心を示した他の決済業者も自ら契約解除を打ち出した。
更には、あらゆる点から問題視される可能性のあるコンテンツ配信に関する責任は、クレジット決済業者にも及ぶという風潮が形成され、実際は問題なくてもAIが検出して駄目レッテル貼った配信サイトから、一斉に米国の決済業者が手を引く事態になっており、それが今回日本のニコニコでも起きたらしい。

1990年代に、アメリカのリベラルイデオロギーが浸透させたといわれるポリティカル・コレクトネス。
通称ポリコレは、自分が好きな映画業界も蝕んできた。
医学用語では「伝染病」が「感染症」、「痴呆症」が「認知症」、「精神分裂病」が「統合失調症」などだ。
罪悪感が減る意味合いで「売春」が「援助交際」と言われだし、最近の言い訳がましい「セカンドパートナー」なるものも、ただの「浮気」じゃないのか! あっ、これはポリコレじゃないのか?
斯様にせせこましい制限が様々な言葉や表現に浸透し、実生活に支障まで来たすようになれば、その反動が生じて、そりゃ腐っても保守側のトランプに支持が集まるのも頷ける。

個人的には保守頭の人間なので、現在の行き過ぎた言葉・表現狩りや、実際今回被った迷惑には腹立たしい思いだ。
早く日本人も嫌気が差して反動を起こせ!

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