身内下げってわかります?

昨日の続き。

森爺さんの問題発言とされるものは、単に “身内下げ” という謙遜表現であり、対象が異性になったことで女性蔑視とされ総攻撃された。

この日本独特の謙遜表現を私も常用している。
自分の子供たちを愚息、愚娘と言ったり、イナバを愚爺という。
「お宅のお子さん、優秀ですな〜」「イナバくん、人懐っこくて可愛い〜」って言われて「そうでしょ、でへへっ」なんて気持ち悪い笑みのバカ面晒す代わりに用いる美意識だと思っている。
愚◯と呼ぶ対象に、私が愛情と信頼と誇りと期待を寄せていることを、対象者はもちろん、日本人的感覚が備わった読み手なら容易に理解できるものだと思っていた。

今回森爺さんの件で、少し怖なった。
日本語文化を理解しつつグローバルスタンダードを考慮して、意識的に調整した感覚に従って森叩きしたとは思えない。
単純に理解できない人間が多くなったんじゃないのか?

同様にダブル・ミーニングとか、逆説の真意とか、フェイント言語も通じないのか?
まさか本音と建前さえも理解できないアホもいるんじゃないか?。。。と真剣に心配になった。

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