一応断っておくけど

マンガ家の小林よしのりが、とんでもない誤読(誤解)されているの見たから一応断っておくけど。

過剰な自粛(緊急事態宣言やロックダウン)は反対論者は、基礎疾患持ち、老人、障害者は死んでもいいから経済回して金儲けを優先しろとは言っていない。
経済を止めると失業者が増え、困窮したり生きるモチベーション消失して自死するヒトが増えると危惧しているのだ。

身体的弱者と経済的弱者、どちらにより視点を置いて考えるべきか。

失業率が1%増える(67万人が失業)と、自殺者が2,300人増えるという試算があります。
そして今回のコロナショックによる失業者増加と失業率の推計をみると、失業者は265万人増加する予想だから、そこから算出される予想自殺者は9,097人であり、これに隠れ失業者も考慮すれば更に増える筈だ。
実際に1997年以降、消費税増税、大手金融機関破綻を受けて自殺者は年間1万人増加し、それが10年続いた。

更に念を押して言うが、一方を助けて他方を見捨てろと言っているのでなく、目先の恐怖に踊らされず様々な事実やデータを見て、どこにバランスを置くべきかが大切で、結果私的には過剰な自粛は反対論者側に落ち着いた。

現時点での、新型コロナウイルス国内感染の状況を見てほしい。
感染死者数は846名。
まだ今年が終わるには半年以上あって、これは未知のウイルスだから、全く予想がつかないものだからとこの期に及んでも目を背け、これから増えるであろう自殺者と比べることができませんか?

更にダメ押しで付け加えるが。

本当に身体的弱者を守りたい一心で緊急宣言を受け入れ、三密を避けると言うならば。

老人を殺す悪名高きウイルス、インフルエンザがいまだ猛威を奮っています。
相変わらず毎年1000万人(国民10人に1人)が感染し、不幸にも毎年1万人が亡くなっています。
随分前からワクチンも治療薬も存在するのに、いまだに制御できず終息の見込みはありません。
そのあまりの脅威に欧米では、高齢者の最後の命の灯を消す病気として恐れられるくらいだから、特に爺さん・婆さんには絶対にうつしてはいけないと思います。

本当に身体的弱者を守りたい一心ならば、

例えコロナが終息したとしても、こんな怖いウイルスがまだのさばっている限りは、周りが Go Outside しても、あなただけはインフルエンザが収束するまで、国が許そうが無視して、ずっと Stay Home するのが筋だと思いませんか?

ひょっとして?

単に自分が怖かっただけだったとしても、インフルエンザは弱者だけでなく、あなたも殺すかもしれないウイルスなんだから、ずっと閉じこもっていた方が良いのでは?

周りが気緩めて外に出だしても、どうぞあなただけは信条曲げることなく真っ当を貫いてください。
あなたは経済的弱者が死に向かう危険性が高まるとしても、全員自粛を唱えるほど強い意志の持ち主なのだから。

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