コロナ論 2

既にパート1が8月に出版、しかし新型コロナのバカ騒ぎも夏には終わるだろうという予測が外れて、急遽本書がトドメの一撃として発売された。
ちなみに両書ともAmazonでベストセラーなのだが、コロナ怖い一色のTV、マスコミ界では黙殺されている状態。
権威主義の視点から漫画は軽侮されがちだが、本書に至っては誤読がアンチを産み出し的外れな批判も多い。
一読して “老人は死んでも構わない” と訴えている書だと思ってしまう偏見脳や、読解力に自身のない方は、いっそ読まない方が害がない、個人にも、社会にも。

コロナ関連書籍を読み漁っても、専門家としてのイマイチ明確な意見に出会えずストレス感じていた身としては、京都大学の宮沢孝幸教授、緩和ケア専門医の萬田緑平先生の対談ページ(マンガでない)で一気に解消できた。

学者や専門家、医者は新型コロナの真の危険度を知っている。
自らは煽りはしないものの、煽っている人を非難することもまずしない。
これが何故かを両氏が語っており、私が好き勝手に過剰自粛反対を訴え続けられるのは、萬田先生と立場が似ているからと実感した。

本書の最終章にはウサギが登場する場面があります。
ウサ飼いで、ただ得体の知れない恐怖に怯えるのではなく、ウイルス、感染、免疫、死生観までも思考し、コロナ禍と正しく対峙したい方にオススメの一冊。

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