どっちのシャイニングからドクター・スリープ?

イットの続編、ペット・セマタリーのリメイクと、今年は続々とスティーヴン・キング原作小説の映画化が進んでいる。

そして大トリ、キング原作映画の歴代No.1、1980年上映作品「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」の予告編が公開された。

前作の冬季閉鎖中リゾートホテルの惨劇から40年後、今回はジャック・トランスの息子ダニーを主人公にした話だ。
私的には4年前に原作小説を読了しており、あの上下巻のボリュームを徹夜で読み切らせた麻薬は、映画でも維持されているか気になるところ。

劇場版シャイニングは映画作品としての評価が相当高く、イギリスのロンドン王立大学がホラー映画の恐怖度を決定づける数学的公式を開発し、恐怖度最高点を示した作品としても知られた。

しかし原作者のキングは、死後の世界を否定し実在の人間の狂気を前面に押し出した監督キューブリックの作風に不満全開で、とうとう1997年にTV版だが自らリメイク作を発表してしまった。

果たしてドクター・スリープは、キューブリックとキングのシャイニングの狭間、どこに位置する作品となるのか?
原作小説読んだファンなら、たぶんキング版からの続編として観たいだろうと思う。
論争必至、今から楽しみな作品だ。

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