日光浴について

昨日勉強会でも説明した日光浴の必要性。

愛兎を外に出すのは、運動させるためでなく(もちろんできてもいいけど)、最大の目的は日光浴です。
当院のイナバは、建物前駐車スペースでこんな感じ。

太陽の光を浴びることで、ウサギは生体リズム、自律神経のバランスを整え、それが健全な消化管運動を維持し、正常な換毛を促します。
また、様々な外部環境の刺激に晒されますので、最初のうちはビクつくかもしれませんが、慣れればこんな感じで、小さなことに動じない太っ腹なウサギに育てることができます。

しかしながら、ハーネス・リード装着して、ウサギが警戒しきれない広い公園などに連れて行くことは、もはや慣れさせる許容を超え、被食者としてのウサギの立場を無視し、多大なストレスを負わせる行為だと私的には思います。
実際そのような場に置かれパニックを発し、暴れてリードが絡まって複雑骨折したウサギを、幾度も診ていますので、やはりやめてほしいと指導しています。

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