ネコにやられたと推測
臀部に大きな瘡蓋ができた患者さん。
慎重に瘡蓋を剥がしてみると、皮膚がえぐれて膿が溜まっていた。
ただの傷ではそうそう無い深さ。
訊けばこの患者さん、ネコと同居しているそうだ。
ネコの咬み・引っ掻き傷は非常に鋭く、刺すような傷を作り、外観状出血がないと見つけることが難しい場合があり、後になって化膿・破裂してから判明することがある。
いかにもネコにやられた傷だ、決めつけはいかんけど。
ネコVSウサギ、普通に考えたらネコが強いだろうから、逃げるウサギを後ろからネコが襲ったような傷だ、決めつけはいかんけど。
治療と同時に、飼主さんには原因究明を促せた。
再発防止のために。