「ウサギのケガ・病気」の記事一覧(2 / 58ページ)

悲観に暮れず、悲壮感も無く

先天性に背骨が湾曲しているウサギ。 見た目の姿勢や歩行が正常化することはないが、飼主さんは悲観に暮れることなく、愛兎が苦痛なく少しでも快適に生活できる飼育環境の提供など、やれることを確実にコツコツやってくれる。取り組む飼・・・

私も飼主さんも緊張

今年最初の診療がスタートしましたが、朝から緊張度の高い患者さんが続けて来院してます。 治療が上手くいかないと、当然私も飼主さんと同様に落ち込みますので、年初からそんな気持ちにならないよう、慎重に警戒心を持ち、スムーズであ・・・

口の中は定期的に診ない

当院、臼歯(口内)の処置は基本無麻酔で行なっています。 人間だって歯科医院が好きなヒトはいないでしょう、怖いもの。まして愛兎ならば、理由もわからず押さえつけられて、無理やり口の中に道具を入れられて、歯を切られるのですから・・・

推測

瞼の内側に牧草が入ってしまって、角膜を損傷したウサギ。 自宅の飼育環境の画像を見せて頂いた。画像のような牧草給餌形態。 ここからはあくまでも私的な推測。ウサギは1日に大量の牧草を摂取する生きもの。ガツガツモリモリ勢いよく・・・

マイボーム腺腫

マイボーム腺とは、眼瞼の内側にある油分を分泌する器官のことで、その腺が塞いでしまった状態。 ウサギはヒトより瞬きの回数が少ない、即ち目の乾燥を防ぐ油分の分泌が多い生きものですから、案外この病気は多い。 診察時に点眼麻酔下・・・

波乱前?

予約の手術を順調にこなし、心配な患者さんもいないし、爪切健診で訪れる子は皆元気。 実はこういう師走は不気味だ。年末までに何か一波乱起きそうな。。。 ハランには、波乱と波瀾があって前者は普通の波、後者は大波の意味があるらし・・・

ダニ対策

今年の年末年始は怒濤の9連休を強行する当院ですが、世間の長期連休時に毎回啓蒙させて頂いているのが、愛兎をホテルに預ける際のダニ対策です。 当院に来院されたことがある飼主さんは認知していると思いますが、ウサギのダニ感染はと・・・

ケージガジガジ

ストレスでケージを齧ってる間に歯が引っかかり、抜けなくなってパニックで暴れ、歯が根本から折れた。。。 ペレットを規定量に抑えられない子やオヤツが多い子は、1日牧草咀嚼に費やす時間が少なく、暇な時間を持て余し、結果どうでも・・・

安静にする必要はない

病気の愛兎、早く元気になってほしいと思う飼主さんの気持ちはわかる。 ただ、全ての病気において安静が必要なわけではない。私感で言えば、それは逆に少ない。ウサギは毛繕いや縄張り確認、様々な理由で1日動き回る。動き回ることで腹・・・

尿道結石

8歳・雄の初診。 尿道にドデカい(2cm×1.5cm)結石が詰まり、排尿ができなくなって苦しみ、倒れる寸前で来院。 飼主さんの即断で手術実施。術後1週間で人工尿道口からの、股を濡らさない自力排尿が可能になった。 今後は結・・・

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