TVは詰めが甘い

最近は面白い番組が無いのでご無沙汰状態だったTV、昨夜風呂上がり何気につけたら、○○事件の真相を追う特番がやっていて、風呂でのぼせた頭を覚ます間観た。

そしたら明日が就任式のトランプ新大統領の映像が流れたあとに、1963年に暗殺されたケネディ大統領の真実は? をやりだしたので、新大統領の賛否渦巻く現況を思えば不吉な流れだなー、キャロライン駐日米大使が帰国した直後だから気を使う必要なくなったにしたって、タイミングが露骨で下衆だなーと思いながら観続けた。

で、中身はというと、事件の疑問点を説得力ある仮説で補うにはあまりにも薄っぺらな内容で、これなら昔読んだシカゴマフィアの伝記の方が余程真実味があったと落胆した。
現在手元にないその本、何だったっけ~とPC使って探索したら見つかりました。

サム・ジアンカーナの伝記「アメリカを葬った男―マフィア激白!ケネディ兄弟、モンロー死の真相」

再び読みたくなってアマゾンで注文、現在中古本しか入手できませんが、値段はなんと1円。
昨晩の番組よりは深い説を知りたい方にオススメです。

その後も同チャンネルで、「スノーデン」の宣伝来日したオリバー・ストーン監督のインタビューを観たが、本作には日本に対する物凄くショッキングな内容が暴露されていること、現政権が制定しようとしている共謀罪の危険性、日本はアメリカの衛星国家、主権がないのが一番問題など、次々重要なテーマを連発し、それらを同ニュース番組で引き続き掘り下げてもいいほどなのに、的外れな感想さらっと述べて次のニュースに映ったニュースキャスター。
こっちが湯上りのボヤけた意識で観ても心配になった話なのに、無関心でいられるニュースの現場。
詰めが甘いのは、意識してか無意識なのか。

たまに観たTV、すっかりついていけなくなっている。

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