LBJ ケネディの意志を継いだ男

18作目

2016年アメリカ製作の、第36代合衆国大統領リンドン・ベインズ・ジョンソンの伝記作品。
監督は「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」(共に原作はスティーヴン・キング)のロブ・ライナー、ジョンソンを演じるは、先日観た「ヴェノム」のエンドロール後に登場したカーネイジも演じたウディ・ハレルソン、この人、演じる幅が広い。

南部出身の保守派でありながら、敵対するJFKの意思を引き継ぐ経緯が、本作では侠気ある感じで描かれているが、それは本人が元来持っていたええカッコしいが発揮されたのかもしれず、やはり伝記作品でありながらフィクションとして捉えるべきかも。
しかし一方では、長年生活を共にしたジョンソン家の料理人(黒人)には、言い負かされることもあり、家族同然の関係を持つ人間味もあった事実から、映画になるほど魅力的な人物なのは間違いない。

JFKほど華はなくとも、やはり内政においてキャリアと人脈と技術を総動員して、リンカーン後100年目にして、南部出身の大統領として公民権法成立を実現したのは、相当肝の据わった男(作中でも自ら金○がデカいと認める) だったからでしょう。

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