GARY MOORE – Live Stockholm 1987

亡くなって11年経つ、北アイルランド出身のギターヒーロー。

シン・リジィのフィル・ライノットとの再会を機に、自身の源流であるケルト音楽を取り入れたアルバム「ワイルド・フロンティア」をこの年に発表した。
その哀愁漂うギターサウンドは日本人の感性にも適合した。
その後ブルースに回帰する時代の流れが起き、彼の音楽性も同方向に転換、キャリアの後期を飾ったが、私的には87年の30代アドレナリン放出HR円熟期の音が一番好きだ。

ライブでは、歌声が同質のキーボード・ニール・カーターの貢献によって、彼はボーカルとギターの二刀流を思う存分発揮している。
彼の初期のキャリアに多大な影響を与えたフィル・ライノットは前年の1986年に死去、「アウト・イン・ザ・フィールド」の共演が観れないのが寂しい。

夜、酒飲み感傷に浸りながら観てしまった。

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